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豊島美術館

前回、島に渡ったときは(12日)美術館はオープンしてなかった。
今回(25日)はオープン直後とあってすごい人。

船の乗船券も売り切れていて、小豆島経由で豊島に渡ることに。
たとえ島に着いたとしても、今度は美術館の整理券を手に入れることが出来るかどうか.......
そんな心配をしながら豊島美術館へ。
なんとか3時の整理券を手に入れることができて一安心。


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この美術館、アーティストの内藤礼さん、建築家の西沢立樹さんのコラボで、美術館自体も作品として見ることが出来ます。
もうほんとに不思議な空間でした。

縦40m、横60m、高さ4、5mの広大なコンクリートシェル構造ワンルームです。
中に入ると柱一本なく、作品も一点だけ。

屋根に大きな穴が2カ所開いていて、その真下には水たまりというか、泉ができていて、
当然、穴からは雨、風が入ってくるわけです。
そして、風が入ってくると、天井のリボンが揺れ、水滴が大きい水たまりから離れて
小さい水滴になって床をコロコロ転がったり、また小さい水滴が大きい泉に吸い寄せられたり
そんな作品です。

本来、何時間でもいられる美術館らしいのですが、今は来館者が多いため人数、時間制限があるそうです。

う〜ん、床に座って天井から見える風景を楽しみ、そこから入って来る風によって、水滴が転がる。
ここにいて、自分なりに空気、風、水、空間を感じるそんな作品ではないかと、私なりに解釈したのですが.......
ほんとに何時間でもいられそう。

そして、何時間でもいてお腹がすいたら、となりのカフェ&ショップで腹ごしらえ出来ます。

美術館の隣にも、小さめのコンクリートシェルがあって、中に入るとコーヒーの
香りが部屋に充満していてなんともいえず、他にも豊島産のフルーツを使ったドリンクや
豊島産の米を使用した塩おむすびセットなんかがあるんです。

お腹がすいていて、そのおむすびセットがやけに美味しそうで、でも船の時間があるため
後ろ髪をひかれる思いで美術館を後にしたのですが、今でも、お腹がすくとあの豊島のおむすびが頭をかすめます。
今度行ったら絶対食べよう。
by keikom32m | 2010-11-01 11:39 | Trackback


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