早いもので、今年も一月を切った。
気持ちだけは焦るが、結局何もせずまま新年を迎えるのだろう。
さて、先月健さんと文太さんが亡くなった。
健さんで思い出すのは、高校時代の先輩。
熱狂的な健さんファンで、部屋には「唐獅子牡丹」を背負った健さんのポスターが
額縁に入れられ飾られていたっけ。
雑誌の切り抜きや、映画のパンフレットとか.......
私たちの世代で健さんの映画をスクリーンで見たのは、
野生の証明だと思うのだが、何処で手に入れたか先輩はいろんなポスターや
パンフレットを手に入れていた。
方や文太さんと言えば「仁義.......」「トラック野郎」だけど
どちらも私が子供の頃なので、もちろんスクリーンで観る事はなかったけど、
後に「仁義.......」は繰り返しみて、ここという台詞はバッチリだ。
ある女性作家さんは、「仁義......]が大好きで、
この映画がいかにすばらしいか、俳優陣がいかに凄いかをエッセイに書いてて、
腹が立つと自然に、仁義の台詞が出てくるんだそうな。
仁義の台詞で捲し立てられたら結構迫力あるよな。
しかし、お二人が亡くなって思うのは、健さんも文太さんも人間だったのね。